子供の上手なしつけ方について
子供のしつけと言っても、さまざまなしつけがあります。
まずは、食事に関するしつけについて書いていきたいと思います。
食事に関する悩みは、尽きないくらい多くあるのではないでしょか。
食事についてのしつけは、頭で理解するというよりも、体に覚えさせるという物なので、小さいうちからしつけをしていく必要があるのです。
また食事のマナーも覚えさせなくては、大きくなってから恥をかいてしまうのは子供なので、子供のためにも覚えさせた方が良いでしょう。
ですが厳しくし過ぎてしまうと、食べること自体が嫌になってしまい逆効果になってしまう可能性があるので、楽しく食事をしていくように心がけましょう。
●箸・スプーン・フォークで食べる時にボロボロこぼす
子供は、まだ上手く使うことが出来ないので、どうしてもボロボロをこぼしてしまいますが、それは仕方ないことでもあるということをまず理解しましょう。
そしてこぼされるのが嫌だからと言って、子供から箸などを奪い取って食べさせてしまう人がいるかもしれませんが、そうではなく、手を添えてあげて、食べるのを補助してあげるようにしてみてください。
初めは持ち方が間違っていて、上手くつかんだりすることが出来ずにこぼしてしまうのです。
そのような時は、親が正しく箸を持ち、見本を見せながら教えてあげると、マネをするようになり、徐々に身についていきます。
だんだん上手になっていき、上手く食べることが出来た時には、必ずしっかり褒めてあげることが大切です。
●動いたり・遊びながら食べている
食べている途中で動き始めたり、遊び始めたりなどをする子供がいますが、これをしっかり治してあげないと、外食をした時も同じことをしてしまう可能性がとても高いです。
外食をした時に、動き回ったり遊ぶととても危険ですし、周りにも迷惑がかかります。
外食をする際は、事前に動いたり遊んだりしてはいけないことをしっかり言い聞かせておきましょう。
それでも言うことが聞けないと言う時には、食事を下げるなどをして、食事や食べ物の大切さを教えましょう。
これらをすることもとても大切ではありますが、どうして動き回ったりしてしまうのかも考えることも大切です。
もしかしたら、食事に集中できる環境ではないのかもしれませんし、量が多いのかもしれませんし、お腹が空いていないのかもしれません。
このようなことになっていないかを1度見直してみて対策をすれば、改善することが出来るかもしれません。
●クチャクチャと音を立てて食べる
クチャクチャと音を立てて食べていると、一緒に食事をしている人が不快に感じてします。口を開けたまま噛んだり、口に食べ物が入っているのに話をするのは、一緒にいる人は深いですし、マナーとしても良くありません。
音を立てて食べていることを小さいうちから注意しておかないと、大人になってからも音を立てて食べていることに気づかず、無意識に人を不快にしているという場合もありますので、そのようなことにならないためにも、小さいうちからしっかり注意して改善していきましょう。
●姿勢・手の置く位置
食事をする際は、姿勢や手の置く位置がとても重要になってきます。
お椀やお茶碗を持たずに、顔を近づけて食べるというのは、行儀がとても悪いですし、消化吸収にも影響してきます。
また肘をテーブルについて食べるのも同じくらい良くありません。
お椀やお茶碗はしっかり持って食べることと、肘をつきながら食べてはいけないことをしっかり教えましょう。
言葉だけで行っても難しいかもしれませんから、親が毎回お手本を見せ、体で覚えられるようにしていくといいでしょう。
●食事の前後にはしっかりとあいさつ
食事をする時には、「いただきます」、終わったら「ごちそうさま」としっかりとあいさつが出来るようにしなくてはいけません。
勝手に食べたり、食べ終わったら何も言わずに立ち上がるなどは行儀が悪いですし、友達の家に行った時にこれらが言えないとしつけがなっていないと友達の親に思われてしまいます。
そのため毎回食べ始め食べ終わりにはしっかりあいさつが出来るようにしなくてはけません。親が見本を見せれば、これはすぐに覚えてくれると思います。
食事のマナーはとても大切で、大人になってからも役立ちますから、小さいうちから覚えさせていかなくてはいけません。先ほども言いましたが、言葉ではなく体で覚えさせていく必要がありますので、親が見本になっていく必要があります。
覚えさせることが大切だからと言って、厳しくしてしまうと食事が楽しくないですし、食事の時間が嫌になってしまうことがありますので、厳しく怒るだけではなく、気持ちに余裕を持ち、優しく笑顔で接してあげましょう。
そして出来た時は、1回1回しっかりと褒めてあげましょう。
褒めてあげることで、次からの活力にもなりいまし、覚えることを嫌がることはないと思いますので、子供が頑張れる環境を作ってあげて、覚えさせていきましょう。